【2013年2月6日:旅行2日目】
前日の疲れを引きずり、昼の12時まで爆睡。
「あー、外から聞こえるのがドイツ語だー、すげー」
とかボンヤリ考えてた。
ベルリンは今回の旅の拠点。
明後日にはミュンヘン、スイスへ。
ここで疲れを取っておくのも大切。
《ベルリン/シェーンラインシュトラーセ[16:00]》
「これじゃヨーロッパ来た意味ないじゃん」
と思い立ったのが16:00。
買い物と市内探索を兼ねて、隣駅のHermannplatz(ハーマンプラッツ)駅にあるKarstadt(カールシュタット)というデパートへ。
気温は2,3度くらい。
ベンツ、BMW、VWが石畳のガタガタ道を走り回っている。
もちろんトヨタやホンダもあったけど、日本車じゃサスペンションがすぐやられそう。
このschönleinstraße(シェーンラインシュトラーセ)の辺りはトルコ系移民が多く、欧州系より中東系の人とばかりすれ違う。
治安はイマイチらしく、落書きも多い。
このメインのシェーンライン通りはお店も多いので明るいが、横道に入った住宅街は暗くなると少し怖いかも。
シェーンライン通りには安いお店が沢山ある。
スーパーやパン屋、服屋に1ユーロショップなど。
特にケバブ屋は日本のコンビニくらいの間隔で店がある。
驚いたのがスーパーにおいてあるリンゴの種類の多さ。
2つほど試しに買うと、確かに味や食感が違う。
うん、中々美味しい。
皮が日本の物と比べて薄くて柔らかいので、丸かじりでも全く気にならない。
海外ドラマなんかでリンゴを丸かじりしてるのはこんな理由があったからなのか、と納得。
15分ほどでハーマンプラッツ駅のカールシュタットに到着。
食料品から衣料品、おみやげ物など揃っている中規模デパート。
写真は地下一階の食料品スーパー。
品揃えは良いけど物価の安いベルリンにしては少々お高めの価格設定。
1階本屋で見つけたMANGAコーナー。
NARUTO、ONE PIECE、フェアリーテイルあたりが人気らしい。
クールジャパンの浸透を感じたのが平積みにされていた「マンガの描き方」系の本。
「可愛い男の子の描き方」というBL漫画のレクチャー本(写真の一番右)まであったり。
薄い本もグローバル化してるんだなぁ・・・。
《ベルリン/ハーマンプラッツ[17:10]》
特に何も買わずにカールシュタットを後に。
もっと安い品の揃っている隣駅Rathaus Neukölln(ラートハウスノイケルン)駅のMedia Markt(メディアマークト)へ向かう。
道端の肉屋にあったチキン焼き機。廻るチキンドラム。
金網にチキンがまるごと詰められて、ぐるぐる回りながら下の炭火でじっくり焼かれるという豪快な機械。
水タバコ屋。水タバコを吸うバーみたいな場所が結構な数あって、なんだか中は怪しげな雰囲気。
甘ったるい煙の匂いが店の前まで漂って来る。
《ベルリン/ハーマンプラッツ[17:15]》
ドイツはカジノが合法なので、道端にちらほらと。
日本のパチンコ感覚なのかな。
法律で青少年に影響が出ないように店内は外からは見えないようにされている。
そのせいでちょっと入りづらい雰囲気。
《ベルリン/ハーマンプラッツ[17:20]》
ドイツと言えばやっぱりビール!
通りにあった小さな酒屋を覗いてみると、すごい数のビールが。
ドイツでは地域ごとの地ビールが豊富で種類も日本とは桁違い。逆に全国にある大手ビールというのがあまり無いらしい。
値段は0.5mlで0.6ユーロ〜1ユーロくらい。
瓶を返却するとデポジットが8セントほど返ってくる。
つまり、日本円で70円〜120円くらいで美味いビールが買えるということ。
帰国時のビール腹が確定した。
《ベルリン/ラートハウスノイケルン[17:30]》
歩くこと20分、Uバーン駅前すぐのメディアマークトに到着。
スーパー、家電量販店、飲食店が一体となったドイツ版のジャスコ、西友的なやつ。
家電を軽く流し見した後、お目当てのスーパーの方へ。
《ベルリン/ラートハウスノイケルン[17:58]》
スーパーの中は様々な食品が並べられていた。
日本の大型スーパーをさらに一回り大きくしたぐらいの広さはあるかもしれない。
面白かったのは、置かれているカートが鍵で繋がっていること。
鍵には1ユーロ硬貨を差す所がついており、差し込むと鍵が外れて使えるようになる。
硬貨はそのカートを元の置き場へ戻すと返ってくる仕組み。
カートを一箇所に綺麗に並べておくための仕組みのようだ。
そういえば映画「ターミナル」で主人公がカート回収してお金稼ぐシーンあったけど、こういうことだったのか。
《ベルリン/ラートハウスノイケルン[18:02]》
ドイツと言えばこちらも有名なジャガイモ。
ドイツ語ではpommes(ポメス)というそうだ。
種類、量ともにスゴイ。
各家庭ごとにこだわりの品種があるらしい。
そして値段は1kgで1ユーロ。1個では無く1kgの値段。
そして購入最小単位も1kg。
ドイツ人以外にはとても消費出来ない量だ。
《ベルリン/ラートハウスノイケルン[18:20]》
ソーセージ、ハム、サラミなどの加工肉も種類が豊富。
大型スーパーとはいえ、日本では考えられない。
ドイツ人のこだわりが垣間見える。
そしてお値段もかなりリーズナブル。
ビール、芋、ソーセージだけで過ごすなら、食費は日本の半分以下に抑えられそう。
《ベルリン/ラートハウスノイケルン[18:25]》
カマボコの類がこちらでは「surimi」という名前で売っている。
普通のカマボコから、ポテトサラダみたいな見た目のもの、カニカマやエビに似せたエビカマなんてものまである。
《ベルリン/ラートハウスノイケルン[18:42]》
当然、こちらにもビールが大量に。
ピンボケだが、ビールの安さがお分かりいただけるだろうか。
食材を沢山仕入れた後に、モール内のアイスクリーム屋へ。
甘いものまで美味いとか、旅行中のカロリー絶対やばい。
外の気温が0度なのも忘れてペロリと平らげた。
さて、宿に戻って夕飯の準備に取り掛かりましょう。
今日の夕飯は・・・
天下一品ラーメン(こってり味)お持ち帰り用。
ドイツくんだりまで来て、このチョイスである。
宿主たっての希望で日本からわざわざ持ってきたもの。
賞味期限短いのでこの日の内に食べるしかなかったのだけれど、なんだかなぁ。
いや、美味しかったんだけどね。
苦目の味が渋いBerliner(ベルリナー)ビールとの相性も最高だし。
ヨーロッパでわざわざ天下一品ラーメン作って食べた日本人も、数えるくらいしかいないだろうなぁ、とか考えながらこの日は就寝。
ドイツ初日なのに全く観光地見てない。
明日からはちゃんと回らないと・・・。
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