【2013年2月11日:旅行7日目(前半)】
旅行7日目。
ミュンヘンから南下し一路スイスを目指します。
スイスではピラトゥス山を見るつもりが途中のルツェルンでファスナハト(Fasnacht)というパレードに遭遇することに。
《ミュンヘン/ムーザッハ駅[05:00]》朝早くからムーザッハ駅を出てミュンヘン駅へ。
シュツットガルトを経由してチューリッヒ、ルツェルンからピラトゥス山を目指す予定。
ICEの車窓から美しい朝焼けが見えました。
電車に揺られながらまずはチューリッヒへ。
《チューリッヒ/チューリッヒ中央駅[11:00]》
6時間の電車の旅。
定刻通りスイスの首都チューリッヒにあるZürich Hauptbahnhof (チューリッヒ中央駅)に到着。
シェンゲン協定のお陰で入国手続きは必要なし。
便利だけど、入国したぞー!って感動が無いのは少し寂しいかも。
《チューリッヒ/チューリッヒ中央駅[11:05]》ここでスイス鉄道に乗換え。
車両は2階建てだ。
席はほとんど埋まっていたが、相席でなんとか座れました。
車窓からはチュリッヒ湖。
外の気温はマイナスで辺り一面雪景色だった。
《ルツェルン/ルツェルン駅[11:50]》チューリッヒから45分ほどでLuzern駅に到着。
ピラトゥス山への拠点の街だが、駅を降りるとなんだかお祭り騒ぎ。
階段では鼓笛隊が楽器の演奏。
インフォメーションセンターで聞くとこの日は偶然ファスナハトというカーニバルが開かれているそうだ。
街の中でもパレードの隊列や出店が見られるらしい。
折角なのでピラトゥス山に行く予定を変更してカーニバル見物をすることに。
《ルツェルン/ルツェルン湖畔[13:00]》駅のロッカーに荷物を預けて街へ。
大きなルツェルン湖には多くのカモや白鳥が。
そして湖畔にはスイスらしい建物が多く並びます。
パレードは14時から湖沿いの道路で行われるとのこと。
1時間前から道路には仮装した人々で溢れていた。
ホーフ教会の前で騎士団(?)の仮装をした人たち。
旗と服装からしてスイス諸州の連合とかなのかもしれない。
よく見るとみんな何とも言えない表情のマスクをかぶっている。
ホープ教会に向かって左にまっすぐ5分ほど歩くとルツェルンの有名な観光名所ライオン記念碑が見られる。
フランス革命時に命を落としたスイス傭兵を悼んだものだそう。
多くの観光客がこの像の前で記念写真を撮っていた。
《ルツェルン/ルツェルン湖畔[14:00]》14時になるとパレードが始まった。
旗を持った4騎の騎士(?)を先頭に様々な山車や仮装した人々がマーチングバンドを組みながら練り歩く。
馬に引かれた大きな山車も続々。
この山車からはアメなどのお菓子を沿道に投げていた。
パレードの人々はみな不気味なお面を被っている。
仮装というと欧米ではやはりハロウィン的なノリなのだろうか?
こちらはリアルな悪魔。
雪も降る中、パレードの人々が演奏する音楽に合わせて街中が盛り上がっていく。
こちらの山車はサーブJ31グリペン戦闘機のようだ。
後で調べるとスイス空軍に導入するかどうかで一悶着あったらしい。
実際にこの旅行後にグリペン導入のための予算案が否決されているようだ。
山車にはこんな社会風刺的なものもあるのか。
↓他の方が撮っていた動画がyoutubeに上がっていたのでリンク。
雰囲気がよく伝わると思います。
一通りパレードを見終わったら街の散策に。
この街には博物館もあるらしいのでそちらに向かいます。
<後編へ>