ダッハウ強制収容所へ【ヨーロッパ周遊44日】

【2013年2月9日:旅行5日目(後半)】

無事ホテルに着いたところで「ダッハウ強制収容所」へ。
決して楽しい観光地では無いが、ここまで来たからには訪れたい、訪れなければいけない場所だ。

《ミュンヘン/ライム駅[14:20]》

「ダッハウ強制収容所」へはS1のLaim駅で乗り換えてS2のDachau駅へ。

《ミュンヘン/ダッハウ駅[14:50]》20130209_ダッハウバスDachau駅からはバスに乗り換えてAlte Romerstrasse駅(収容所前駅)で下車する。
バスは1〜2ユーロの乗車料で10分程度で到着した。

《ミュンヘン/ダッハウ強制収容所[14:50]》20130209_ダッハウ強制収容所前駅ダッハウ強制収容所前駅に到着。

20130209_強制収容所案内版案内板は英語併記。

20130209_ダッハウ正門案内に沿って歩くとダッハウ正門が見える。
このダッハウ強制収容所はナチスドイツが作った最も古い強制収容所の1つで1933年から運営されていた。
初めは政治犯を収容していたが、後にユダヤ人や同性愛者などが収容されるようになっていったそうだ。

20130209_労働は自由を作る各地の強制収容所に掲げられた「ARBHIT MACHT FREI」(労働は自由をつくる)の標語。
実際には多くの人が自由を得ることなく、亡くなっていった。

 

収容所跡地はかなり広い。
収容施設は30ほどあったそうだが、今は全て取り壊され、再建された2棟が展示施設として開放されている。
取り壊された建物はコンクリートの基礎だけが残されている。

IMGP0133中は強制収容所の歴史や、収容された人々、収容所での生活、人体実験の様子などが展示されている。

20130209_強制収容所ベッド収容者のベッド。
戦争末期には前線の収容所から移送された人々で収容者数が増え、飢餓やチフスの蔓延で悲惨な状況となっていったそうだ。

20130209_ArbeitMachtFrei2時間ほどで見学を終えるとそらが赤みがかってきた。
同じ門をくぐり収容所を後にする。

帰りのバスは30分に1本ほどで、少し待つこととなった。
その間、となりのカップルがイチャついて厳粛な気持ちが吹っ飛んだりもした。
どこの国にも場をわきまえないカップルってのがいるもんだ。

《ミュンヘン/マリエンプラッツ[18:30]》
20130209_新市庁舎
一旦ホテルに戻り、少し休んだ後Marienplatz駅へ。
駅を出ると目の前にマリエン広場と新市庁舎が現れる。
新市庁舎といっても作られたのは1800年代。
中心の仕掛け時計が有名なミュンヘンNo.1観光スポット。

20130209_ZumSpockmeierマリエン広場からすぐの場所にある「Zum Spockmeier」(ツムシュペックマイヤー)。
ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)発祥の有名店。
混んでいたけど2F席になんとか入れました。

20130209_白ソーセージとシュバイネハクセ白ソーセージとバイエルン名物「Schweinshaxe(シュバイネハクセ)」、それと「Sauerkrautザワークラフト」。
白ソーセージは茹でてあって、食感はやわらかで生っぽい感じ?
シュバイネハクセは豚のすね肉のロースト。写真が悪くて伝わらないが、かなりのボリューム。
ザワークラフトは発酵させたキャベツでドイツの国民食。キャベツの酢漬けみたいな感じ。

20130209_パウラナーお供はミュンヘンの地ビールPaulaner。
お店がパウラナーの醸造所と提携しているっぽい。
肉とマッチして最高の味でした。
お店のおばちゃんも感じの良い人で、丁寧にオススメの料理も教えてくれたし評判通りの良いお店でした。

20130209_店でサッカー観戦お店のテレビではサッカー中継が。
みんなチラチラ見てて、やっぱりサッカー好きなんだなと。

9時ごろには店を出て、ホテルへ戻り、就寝。
明日は世界最大級の博物館、ドイツ博物館へ。

 




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