【2013年2月10日:旅行6日目(後半)】
ドイツ博物館別館と呼ばれるシュライスハイム航空館では本館に収まりきらない航空機を保管している。
世界でここにしか無い機体も数多く置かれ、航空機ファン垂涎の場所だ。
《ミュンヘン/オーバーシュライスハイム駅[15:00]》本館のあるIsartor駅からS1の路線に乗って30分ほどでOberschleißheim駅に到着。
航空博物館はここから徒歩で15分。
少し距離はあるが、一本道で案内やポスターも多数あるので迷うことはなかった。
観光名所のシュライスハイム城が見えたら博物館まであと少し。
《ミュンヘン/ドイツ博物館[15:15]》
シュライスハイム航空博物館に到着。
入場料金6ユーロを払って中へ。
(ちなみに写真の日が落ちてるのは帰り際に撮った写真だからです。)
最初のホールには第一次大戦から現代までの小型機がズラリ。
第一次世界大戦最強のドイツ軍戦闘機フォッカーD.VII。
本館にもあったFi 156シュトルヒ。
第二次大戦時のドイツ軍短距離離着陸機だ。
第2次大戦時の英国空軍主力練習機DH.82タイガーモス。
飛行可能な機体らしくプロペラの下にエンジンからの油漏れを受けるトレイが置いてあった。
建物の外は広大なスペースが広がる。
実はこれシュライスハイム空港という古い軍用空港で、今もこの博物館の飛行可能な機体を飛ばすために利用しているようだ。
遠くにAn-2輸送機が見えたが、この機体も飛行可能なのだろう。
第2ホールは大型機やジェット機が所狭しと並ぶ。
それにしてもこの規模はスゴイ…。
来館者は大人も子供もみんなはしゃいでいるように見えた。
ハインケルHe111…ではなくスペインでライセンス生産されたCASA2.111B爆撃機。
He111-16をスペインでライセンス生産した機体でエンジンはイギリス製のマーリン500を積んでいる。
ドルニエDo24 T-3。
WW2で元々はオランダの飛行艇だったが、ドイツ占領でそのままドイツ軍機として使われる事になった機体。
ユーロファイタータイフーン。
英独伊西の4カ国共同開発の現役戦闘機。
F-104スターファイター。
その奥にはMiG21とMiG23。
メジャー機からマイナー機まで所狭しと置かれている。
また別の機会に一機ずつ紹介しよう。
《ミュンヘン/シュライスハイム城[17:00]》17時の閉館ギリギリまで粘って帰る。
本当はもう少し居たかったけど仕方がない。
帰りにシュライスハイム城を見学。
流石に冬のこの時間に観光客は少なかった。
春には花が咲いて大変きれいだそうだ。
《ミュンヘン/ライム駅[19:00]》
凍える寒さの中でOberschleißheim駅では電車を30分近く待つはめに。
帰りはライム駅まで出てショッピング。
米が恋しくなって駅のチェーン店(?)の中華料理屋で夕食。
鶏肉のカシューナッツ炒めらしい。
甘い味付だけどまぁこれはこれで、といったところ。
駅では寿司も売ってたけど、この小分けでの売り方はちょっと意表を突かれた。
翌日はまた朝早くから移動。
電車で南下してスイスを目指す。
冷えた体を温めて、この日は早めに就寝。